① オブジェクトマスクとは?
まずここは初心者にも分かるように。
マスクってそもそも何?
マスクとは、
映像の中から「ここだけ表示したい」
「ここだけ加工したい」という範囲を指定する機能
例えば
- 人物だけを選択する
- 顔だけをぼかす
- 商品だけを明るくする
- 背景だけにエフェクトをかける
など…
じゃあ「オブジェクトマスク」は?
通常のマスク
→ 自分でペンツールなどを使って範囲を作る
オブジェクトマスク
→ Premiere Proが映像内の人物や物体をAIで
認識してマスクを作ってくれる
という違い。

② Premiere Pro 2026から何が変わった?

今までは、
「人物の輪郭に沿ってペンツールでマスクを作る」
という作業が必要でした。
でもオブジェクトマスクなら
対象を選択
↓
AIが対象を認識
↓
マスクを作成
という流れで作業できます。
つまり
「細かいマスク作業をラクにしてくれる機能」
ということ。
③ どんな場面で使える?
例えばこんな編集👇
顔をぼかしたい
→ 人物を選択してマスク+ぼかし
人物だけ明るくしたい
→ 人物を選択してカラー補正
商品だけ目立たせたい
→ 商品を選択して色や明るさを調整
人物と背景を分けたような演出をしたい
→ 人物をマスクして別の素材と組み合わせる
「マスク=切り抜き専用」ではない
「選択した範囲だけに効果をかけるための機能」
こっちが正しい。
④ オブジェクトマスクはどこにある?
① クリップを選択

② エフェクトコントロールを開く

③ オブジェクトマスクの項目を確認
⑤ 実際にオブジェクトマスクを作ってみる
STEP1
タイムライン上の動画を選択。

STEP2
オブジェクトマスクの機能を開く。

STEP3
映像内の人物や物体をクリック。

STEP4
Premiere Proが対象を認識。
STEP5
マスクが作成される。
今回はわかりやすく
不透明度を使って説明。

⑥ マスクができたら何が起きている?
単純に「人物を切り抜いた」と考えない。
実際には
Premiere Proが映像の中から対象を認識
↓
その対象を囲むマスクを作成
↓
そのマスクの内側・外側を利用して編集する
という仕組み。
だから、そのマスクに
- ぼかし
- 色調補正
- エフェクト
- 不透明度
などを組み合わせられる。
⑦ マスクの内側・外側を理解する
例えば、
人物だけを明るくする
→ 人物側を使用
背景だけをぼかす
→ マスクを反転して背景側を使用
という考え方。
なので、
「マスク=選択範囲」
と考えると理解しやすい。
⑧ マスクを反転する
ここで実践。
人物を選択した状態で
「人物ではなく背景を加工したい」
↓
マスクを反転
↓
背景側に効果をかける。
例えば、
人物はそのまま
背景だけぼかす
という編集ができる。
実際にブラーを使って
背景や人物をぼかしました。
⑨ マスクの範囲を調整する
AIが作ったからといって
100%完璧とは限らない。
そこで調整。
確認したいのは、
- マスクの境界
- マスクの拡張
- マスクのぼかし
- マスクの不透明度
- マスクの反転
ここでは、
AIに任せて終わりではなく
最後は人間が微調整する
という考え方を入れる。
⑩ マスクのぼかしとは?
例えば人物を切り抜いたときに、
境界線がパキッとしすぎる
ことがあります。
そんなときにマスクのぼかしを調整。
イメージとしては
ぼかし0
→ 境界がくっきり
ぼかしを増やす
→ 境界が自然になじむ
⑪ マスクの拡張とは?
マスクの範囲を、
少し広げる/狭める
ための設定。
例えば、
「髪の毛の一部がマスクから外れている」
↓
マスクの範囲を調整。
ただし、広げすぎると背景まで入ってしまう。
なので
「足りないからといって
とりあえず広げればいいわけではない」
という注意点も入れる。
⑫ 静止している対象で練習する
いきなり動く人物でやると難しい。
まずは、
① 静止に近い人物
↓
② マスクを作る
↓
③ ぼかしをかける
↓
④ 反転して背景を加工
この練習がおすすめ。
ここまでできれば
オブジェクトマスクの基本はかなり理解できます。
⑬ よくある失敗
ここも記事に入れたい。
「対象をうまく認識してくれない」
→ 対象が小さい
→ 背景と色が似ている
→ 他の物体と重なっている
→ 映像が暗い
など。
「マスクの境界が変」
→ マスクの範囲を調整
→ ぼかしを調整
「思っていた場所が加工されない」
→ マスクの内側・外側を確認
→ 反転を確認
⑭ 基礎編の最後に「覚えること」をまとめる
オブジェクトマスクで覚える基本5つ
① 対象をAIに認識させる
② マスク=選択範囲と考える
③ 必要に応じて反転する
④ 境界はぼかし・拡張で調整する
⑤ AIに任せきりにせず最後は確認する
そして最後に、
ここまで覚えたら、次は「動く人物にマスクを追従させる」など、さらに便利な使い方に挑戦してみましょう!
として次回は応用編になります!

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